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気象庁会見「都市部で発生した地震 今後1週間程度は注意」

気象庁会見「都市部で発生した地震 今後1週間程度は注意」 今回の地震について、気象庁の束田進也 地震津波監視課長は午前0時50分から記者会見を開き「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているので今後の地震活動に十分注意してほしい。また、都市部で発生した地震でエレベーターの停止、コンクリートの落下などにも注意が必要だ。今後、1週間程度は最大震度5強程度の揺れを起こす地震に注意してほしい」と呼びかけました。 そして「今後の地震に備えて倒れやすい家具を固定するなどしばらくの間は用心してほしい。ものが倒れてきて寝ている間に下敷きになってしまうような場所では休まないようにしてほしい」と述べました。 【備えのツボ】大地震 過去からの警鐘 「地震は繰り返す」【岡山・香川】 備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」。地震が少ないといわれる岡山、香川ですが、過去を振り返ると決して楽観できない現状が見えてきます。 (防災士 小林宏典記者) 「家具の転倒や落下を防ぐ地震への対策、自分には関係ないと思っていませんか」 「大地震 過去からの警鐘」 21年前の2000年10月6日、鳥取県西部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。鳥取県西部地震です。 鳥取県内で震度6強、岡山県でも震源に近い新見市と真庭市で震度5強を観測し、18人が重軽傷、住宅への被害は981棟に上りました。 専門家「1週間程度 より規模の大きな地震に注意」 6日夕方の地震では、鹿児島県内で最大震度4を観測しました。専門家は「今後1週間程度はより大きな規模の地震に注意が必要」と呼びかけます。 (鹿児島大学・井村隆介准教授)「これまでにも地震が起こっている地震の巣みたいなところで起こった。その巣で起こる本格的な地震に繋がる可能性は、証明もできないが否定も多分できないと思う」 6日午後5時すぎに発生した大隅半島東方沖を震源とする地震。県内では大隅地方を中心に最大震度4を観測しました。自然災害を研究している鹿児島大学の井村隆介准教授は、今回の地震は、陸のプレートに海のプレートが沈み込む境界よりも、深い場所で発生したと分析します。 都内の震度5強は東日本大震災以来 東京都と埼玉で震度5強 7日午後10時41分ごろ、東京都足立区と埼玉県南部で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は千葉県北西部で震源の深さは約80キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定される。津波はなかった。気象庁によると、東京23区で震度5強以上を観測するのは、平成23年3月11日の東日本大震災以来。 千葉県内の消防によると、この地震で、茂原市と富里市で「転倒した」との通報がそれぞれ1件ずつ寄せられた。JR各社や東京メトロによると、東海道新幹線の東京―静岡間やJR山手線、地下鉄などで一時運転を見合わせた。7日夜には東京都新宿区で250軒の停電が発生。地震の影響の可能性もあるとみて、東京電力が確認を進めた。一部の駅でも停電した 千葉震源の地震、県内で4人けが 10代女性を搬送、階段から足を踏み外す…